ソフィア@スイスです。
あと言う間にクルージングも終わり、
陸上のプログラムに移っています。
昨日はミラノ、
今日からスイスに突入しました。
そして、スイスの発展の経緯を聞いて、
考えさせられました。
スイス人は、そもそもいないそうで、
イタリア人になりたくないイタリア人、
フランス人になりたくないフランス人、
ドイツ人になりたくないドイツ人が、
スイスに来て、スイス人になったそうです。
人は、新しい場所に来ると、
最初に考えるのは、
もちろん農業、
つまりお米やジャガイモを生めることですが、
残念ながらスイスは寒すぎて、
農業には全く向かないそうです。
幸い、ある草だけは生存ができ、
質も良いので、
牛や羊などの畜産業が盛んになりました。
それでも生存するだけで精一杯、
多くのスイス人は貧しくて、
命を売らざるをえない、
雇用兵が有力な職業となりました。
そう、スイス人はかつて
とっても貧しかったそうです。
でもある時、スイス人は発想を変えて、
「富豪だけを相手にする」と決め、
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そこから銀行やハンドクラフトが有名となり、
ヨーロッパの最も貧しい国から、
ヨーロッパの最も裕福な国となったのです。
80年代日本の時計が流行り、
時間の正確さと金額の安さでスイス経済への打撃は大きかったそうです。
そこでスイスのハンドクラフト産業は会議を開き、
時代の流れに妥協するか、
自分たちの理念に堅持するか、
を討論したそうです。
結論は言うまでもあるませんが、
「時計は、時間を見るためのものではない」
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という新しいコンセプトを提唱して、
この危機を乗り越えたそうです。
さすがですよね?
あなたはスイスの発展から、
何かヒントを得られていますか?
スイス人は、置かれた現状や、運命を嘆くより、
確実に「自分を変えた」。
つまり自分を変えるのは、
不可能ではない!
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