さて、最近知った衝撃な事実があります。
あなたは彪ヒョウという動物を
聞いたことありますか?
昔は、強いトラだという印象で、
どちらかというと憧れていました。
日本でも、名前に「ヒョウ」をつける方が
いらっしゃいます。
でもこの彪の強さは、
どこから生まれたのかをほとんどの方は
知らないでしょう。
トラは、哺乳類の動物で、
ほとんどの出産は、一匹や二匹が多い。
稀に三匹目が生まれることもあるが、
お母さんトラは、合理的な生存を本能に、
三匹目を放棄します。
三匹目のトラは、過酷な環境の中で、
ほとんどがサバイバルできず死んでしまいます。
稀に、親に捨てられ、
他の動物に追われても生き延びることができる
三匹目のトラがいます。
そう、お母さんトラの三匹目の子供が、
過酷な環境から生き延びサバイバルできたのが
彪ヒョウでございます。
しかし、このヒョウの性格といえば、
それこそ残虐残忍で、
「恨み」しかない訳です。
ヒョウが成人になって最初にやることは、
必ずお母さんトラを殺すこと、
そしてお母さんトラが可愛がっていた
上の二匹のトラを殺すのです。
そこから自分の縄張りを作って、
とにかく「戦って勝つ」ことを生きる目的とする。
普通のトラは獲物を取ることで戦いますが、
ヒョウは、どこかで強いやつがいると聞くと、
飛んで行って戦う。
「勝つ」ことが唯一の目的とする。
彼らは、「恨む」の感情以外ないので、
全ての対象をお母さんトラか上の兄弟トラと見做してしまう。
そしてヒョウが死ぬ時には、
体に一寸も無傷な皮がなく、
全身に折れていない骨がない。
実に悲惨な死に方をする。。
そう、ヒョウは、悪いトラのことで、
性悪なトラです。
ここまで聞いて、
ヒョウに憧れる人はいなくなるでしょう。
でも実は、人間の中でも、
このヒョウみたいな生き方をする方はいるのです。
最も有名な方といえば、
チンギス・カンです。
彼は確かに強い、
彼がいた時代は国土を最も広くしたが、
でも彼は生きていた間に
一日もいい生活をしたことがない。
良い生活とは何か?
幸せとは何か?を知らないからです。
彼の母親はもともと父親が奪って来た
別の部族の女性、
チンギス・カンが9歳の時に父親は毒殺されました。
彼が13歳の時に父親の敵討ちをして
部族の首領になったが、
意中な女性はまた敗戦により奪われた。
彼が再びその女性を奪い返した時に、
彼女は既に他人の子供を身ごもった。
そこからチンギスカンは更に戦う道に進みますが、
戦って、戦って、戦って、
自分でもやめられず戦うだけの人生となった。
国土は広かったが国を治めることはおろか、
彼が亡くなったあとは、
守ることさえもできませんでした。
実は私たちのDNAの中で、
このヒョウみたいな性質があるのです。
「強くなることでしか勝てない」
あなたにもしやこのような考え方を
持ってませんか?
100%じゃないかもしれませんが、
人によっては20%、40%、
60%だったりします。
でも本当はヒョウみたいな生き方をするのは、
カッコいいというより、恐ろしいものです。
なぜなら、ヒョウには、
心に「良い」というのがないからです!
ーーー ーーー
良いがなければ、当然良い世界を創れない、
良いがなければ、
幸せは当然永遠にやって来ないでしょう。
コンプレックや負のガツの力で成り上がった方は、
特にこの傾向は強い、
彼がの世界には「勝つ」しかないのです。
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